「におってないかな…」
フィットネスクラブで髪を乾かしているとき、ふとそんな不安がよぎることがあります。
50代になってから、汗や皮脂のにおいが気になりはじめて、ドライヤー中に「自分、ちょっとにおってるかも?」と思ってしまうと、なんだか落ち着かなくて…。
そんな私がいろいろ試した末にたどり着いたのは、冷風ドライヤーと香りのトリートメントを使ったごまかしケアでした。
今回は、実際にやってよかった方法や愛用アイテムを、同じような不安を抱える50代女性に向けて、やさしくご紹介します。
このケアを取り入れてからは、においへの不安が消えて、ジム通いがますます楽しくなりました。
ドライヤー中の「におってないかな?」が気になり始めたきっかけ

フィットネスクラブにはもう20年ほど通っていますが、実は「自分の頭皮のにおい」を気にするようになったのは、ここ数年のこと。
50代になってから、汗や皮脂のにおいが変わってきたのか、ドライヤー中にふと「私、ちょっとにおってるかも…?」と思うことが増えてきました。
とくにフィットネスクラブのパウダールームって、隣の人との距離も近いし、ドライヤーを使うときってなんとなく気になりますよね。
シャンプーもしたし、汗も流したはずなのに…そう思っても、においへの不安って自分では確かめようがないから余計にモヤモヤ。
それがきっかけで、運動のあとも気持ちよく帰れるように、いろんな対策を試し始めたんです。
50代になってから変化した汗や皮脂のにおい
若いころは、汗をかいてもシャワーを浴びればスッキリ。
においの心配なんてしていませんでした。
それが50代に入ってから、汗をかいたあとの“においやすさ”に変化を感じ始めました。
とくに頭皮まわりは、以前と同じように洗っていても、皮脂っぽいにおいがなんとなく残っているような…そんな違和感があったんです。
実際、40代以降になると皮脂の成分が変わり、「ノネナール」や「ジアセチル」といった加齢臭の原因物質が増えると言われています。
さらに更年期に入ると女性ホルモンのバランスが崩れ、皮脂分泌が増加し、それが酸化してにおいの原因になることも。
こうした変化は、自分ではなかなか気づきにくいですが、「前と同じケアなのに、なんか違う」という小さな気づきが、ケアを見直すきっかけになりますよね。
「私、におってないかな…」という不安との向き合い方
一度「におっているかも?」と思い始めると、なかなかその不安って消えませんよね。
とくに頭皮のにおいは、自分ではわかりにくいぶん、気になり出すと止まらない厄介な存在です。
私も最初のころは、においが気になってドライヤーを使うのをためらったり、なるべく人と離れて乾かすようにしたり…。
自分だけ浮いているような気がして、少しジム通いが憂うつになることもありました。
そんな自分の気持ちに気づいたとき、「根本的に対策しよう」と思えたんです。
汗をかいて気持ちよく運動しているんだから、その後のケアもポジティブに楽しもう!と考え方を変えていきました。
そこからは、シャンプーやスクラブ、ドライヤーの使い方まで、いろいろと自分なりの工夫を重ねました。
女性のための頭皮ケア:冷風×香りで“臭い不安”をごまかす裏ワザ

温風より冷風ドライヤーが頭皮にやさしい理由
以前は私も、運動後は何も考えずにドライヤーの「強・温風」で一気に乾かしていました。
でも、50代になってから気になりだしたのが、ドライヤーをかけているとき、ふわっと感じる頭皮の皮脂っぽいにおい。
ちゃんと洗ったのに、乾かしているときにふわっと「あれ?」という瞬間がある。
それに気づいてからは、いろいろ調べたり、試してみたりするようになりました。
そのなかでたどり着いたのが、「冷風だけで乾かす」という方法。
ドライヤーの温風って、たしかに早く乾くんですけど、頭皮の水分まで奪ってしまうんですよね。
乾燥すると、それを補おうと皮脂が余分に出てしまい、それが酸化してにおいにつながることもあるそうです。
実際に冷風に切り替えてみたところ、
・頭皮の乾燥感が少なくなった
・ドライヤー中の「におい感」が軽減された
・髪もパサつきにくくなった
と、いいことづくしでした。
冷風だけだと乾くまで少し時間はかかりますが、頭皮の負担を減らせて、自分も安心できるので、今ではすっかり冷風派です。
特にフィットネスクラブのような共有空間では、「におってないかな?」という不安を軽くしてくれる心強い味方です。
洗い流さないトリートメントで香りを味方に
ドライヤーを使う前に髪につけるのが「洗い流さないトリートメント」。
これがあるのとないのとでは、ドライヤー時のにおいも気分も大違いなんです。
私は「毛先だけ」に香りが残るタイプのものを使っています。
頭皮には直接つけず、軽くタオルドライした髪の中間〜毛先にだけなじませるのがコツ。
そうすることで、香りがふわっと漂うのに、強すぎず自然な印象になります。
ジムのパウダールームって、人の出入りも多くて、ふとした瞬間に香りが広がりますよね。
だからこそ、香りをマスキングとして活用するようになりました。
「ごまかす」というより、「自分の気持ちを整える」ための、ちょっとした香りの魔法、みたいな感覚です。
お気に入りは、ほんのりフローラル系や柑橘系の香り。
香水っぽいタイプよりも、「ナチュラルで清潔感のある香り」を意識して選ぶようにしています。
実際に、これを使うようになってからは、ジム後の帰り道も気分がよくて、
「今日もがんばったな」と自分にちょっとだけ自信を持てるようになりました。
タオルドライの工夫とドライヤー前の準備
ドライヤーで髪を乾かすとき、実は乾かし方よりも乾かす前の準備がとっても大事なんです。
私がとくに気をつけているのが、「タオルドライをしっかりすること」。
運動後はシャワーを浴びて、髪もさっぱり。
そのあと、できるだけ早めに清潔なタオルで頭皮の水分をしっかり吸い取るようにしています。
このときゴシゴシこすらず、やさしく地肌を押さえるようにしてタオルで包みこむのがポイント。
髪の水分が多いままドライヤーをかけると、時間がかかりなかなか乾いてくれません。
それがにおいの原因になることもあるので、事前にできるだけ乾いた状態に近づけてから冷風で仕上げるのが私流です。
私が続けているフィットネス後の臭い対策アイテム4選
毎日のシャンプーは泡立てが勝負!私のおすすめと使い方
私が頭皮のにおい対策として長年続けているのが、
「プレシャンプーを使った2段階洗い」です。
フィットネスクラブに通っていると、汗やスタイリング剤、皮脂汚れがどうしても髪や頭皮にたまりやすくなります。
そんなときに頼りにしているのが、「ディアテック カウンセリングプレシャンプー」というアイテム。

このプレシャンプーは、名前の通り本番のシャンプー前に使うタイプで、
髪や頭皮に残ったスタイリング剤やシリコンなどのコーティング剤をしっかりオフしてくれる設計なんです。
しかも、スッキリ洗えるのに頭皮にやさしいところがとても気に入っています。
特に、運動後など汗をかいたあとの頭皮って、デリケートになりがち。
そんなときは、このプレシャンプーを頭皮によくなじませて泡パックのように少し時間を置きます。
私はこの間に体を洗ってしまうことが多いです。時短にもなって一石二鳥なんですよ。
その後しっかり泡を流し、泡立てた通常のシャンプーで仕上げ洗いをすると、
髪はふんわり、頭皮もすっきり!
まるで1日の疲れも一緒に流れていくようで、気持ちまで軽くなるんです。
毎日のケアで何より大切にしているのは、泡でやさしく洗うこと。
ゴシゴシとこすらず、たっぷりの泡で頭皮を包み込むように洗うのが私流です。
とくに50代になってからは、この「泡のクッション」が頭皮にやさしくて、もう手放せません。
週2回の塩スクラブで頭皮の皮脂汚れをすっきり
「においが気になる日」や「汗をたっぷりかいた日」に欠かせないのが、塩スクラブによる頭皮ケアです。
私が使っているのは、プロズビのソルトソープ(ローズヒップタイプ)。

このスクラブ、ただの塩じゃありません。
天然塩に、保湿成分のヒアルロン酸が配合されていて、頭皮をやさしくほぐしてくれるんです。
特に私が選んでいるローズヒップタイプは、頭皮ケアにぴったりなさっぱり感とほんのりした香りが魅力です。
使い方はとてもシンプル。
私は、普段使っているシャンプーに少量混ぜて使うこともあれば、ホホバオイルに混ぜて頭皮マッサージソルトとして直接塗布することもあります。
指の腹でくるくると円を描くようにマッサージしていると、
・じんわりと血行が良くなる
・頭皮がやわらかくなる
・目がぱっちり開くような感覚に!
と、体感で違いをしっかり感じられるんです。
そして何より驚くのが、次に使うシャンプーの泡立ち!
いつもの半分くらいの量で、もっこもこに泡立つので、余計な皮脂やコーティング剤がしっかり落ちたのを実感します。
週に2回程度で十分。
リセットしたい日や、「今日はにおいそうかも?」という日にだけ使うのもアリ。
頭皮がすっきりするだけでなく、気持ちまでシャキッとして、ジム後の仕上げケアとしても大活躍です。
香りの持続力で選ぶトリートメントの選び方
私が洗い流さないトリートメントを使うときに意識しているのは、
「香りがきつすぎないこと」と「頭皮につけないこと」、この2つです。
使い方の流れはこんな感じ👇
- シャワー後、髪をしっかりタオルドライ
- 毛先中心に、香りのあるトリートメントを少量なじませる
- そのまま冷風ドライヤーでやさしく乾かす
ポイントは、タオルドライをきちんとすること。
髪がびしょびしょのままだとトリートメントが薄まってしまうので、軽く握るようにして水気をしっかり取ってからつけるようにしています。
そして「香り」は、あくまでもほんのり、きつすぎないくらいがベスト。
強く香らせるのではなく、みんながいい香りだなと思えるような香りを選んでいます。
その日の気分で変えることもありますが、
私はフローラル系やシトラス系の軽やかで清潔感のある香りを選ぶことが多いです。
運動後のさっぱり感にもぴったりで、気持ちまでリセットされるような気がするんですよね。
そして仕上げに冷風ドライヤーでふんわり整えると、トリートメントの香りも髪になじんで、より自然に。
自分の髪からふわっと好きな香りがすると、それだけで気分が明るくなって、

よし、今日も大丈夫!」って思えるんです。
緊急時にも慌てない!“その場しのぎ”を乗り切る考え方
どれだけ気をつけていても、「あっ、におってるかも…?」と感じる瞬間はあるもの。
特に外出中やジムのあとって、いつも通りのケアができない日もありますよね。
そんなとき私が心がけているのは、完璧を求めすぎないこと。
におい対策も、100点を目指すより「今日はこれでOK」って自分に言ってあげるくらいでちょうどいいと感じています。
外出時には、さっと使えるドライシャンプーや拭き取りシートをバッグにしのばせておく。

夜には、LUSHのドライシャンプーでふんわり香りとサラサラ感をプラスする。
こうしたちょっとした工夫が、気持ちに余裕をくれるんです。
正直、「今日は少しにおってるかも…?」と思いながら人に会うのは、ちょっと落ち込みますよね。
そんな日も、ごまかす方法があると思えるだけで、気持ちがふっと軽くなります。
完璧じゃなくても、自分が落ち着ければ十分。
そう思えるようなケアを、私はこれからも続けていきたいと思っています。
ジム通いがもっと楽しくなる!頭皮ケアで変わったこと

以前は、ジムのパウダールームで髪を乾かすとき、ふとした瞬間に
「におってないかな?」と不安になっていた私。
自分では気づきにくいことだからこそ、モヤモヤしてしまうし、
せっかく運動して気分がスッキリしても、最後の最後でちょっと落ち込むような気持ちになることもありました。
そんな私も今では、自分なりの頭皮ケアのルールを持てたことで、そういった心配がかなり減っています。
プレシャンプーでしっかり落として、スクラブでスッキリさせて、香りでほんのりごまかす。
そして、「今日はちょっと無理かも…」という日は、応急処置のアイテムでささっと対応する。
こうしていくつかの手段を持てたおかげで、心に余裕が生まれました。
今では、ジムに通うのがとても楽しみになっています。
においの悩みは、誰にでも起こりうること。
私自身、ちょっとした工夫や習慣で、気持ちがふっと軽くなるのを実感しています。
自分のペースで、心地よい頭皮ケアを

頭皮のにおいって、自分ではなかなか気づけないし、ふとした瞬間に不安になってしまうもの。
特にフィットネスクラブのように、人と近い距離で過ごす場所では、余計に気になりますよね。
そんな時こそ、今回ご紹介したような対策が役立ちます。
・プレシャンプーによる2段階洗い
・塩スクラブでの週2回の集中ケア
・洗い流さないトリートメント&冷風仕上げ
・ドライシャンプーやシートの応急処置
といった小さな工夫を重ねることで、
「におってるかも…」という不安も、いつの間にか気にならなくなって、
気持ちに余裕が生まれてきたように思います。
完璧を目指さなくても大丈夫。
自分なりにできることをコツコツ続けることで、気持ちが軽くなり、
ジムで過ごす時間も、もっと自分らしく、心地よくなるはずです。
年齢とともに変化する体やにおいに戸惑うこともあるけれど、
だからこそ「今の自分に合ったケア」で、自分を大切にしてあげたいですね。
私のこの体験が、誰かの心にそっと寄り添えますように。
そして、あなたのジム通いがますます楽しく、気持ちのいいものになりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
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