実家の片付け、捨てられない食器や鍋…どうする?処分方法まとめ

楽しく実家の片付け食器編のアイキャッチ画像 実家の片付け

こんにちは、実家を一箇所ずつ断捨離中の50代主婦のズエです。


今回手をつけたのは、キッチン収納の“上段”部分

高い場所にある物は、地震の際に落下の危険があるだけでなく、年配の父が無理に手を伸ばしてケガをしてしまうリスクもあります

特に父はキッチンをほとんど使わないため、実家の断捨離はキッチンから始めるのがベストだと判断。

今回は上段に収納されていたものをすべて出し、普段使わないものだけを別の場所へ移動させることにしました。

1. 実家の片付けで見落としがちな“シンク上の棚”に要注意!落下・ケガ防止にも

まずは、キッチンの上段収納をすべて開けて中身をチェック。

すると、そこにはおでん鍋、少し大きめの鍋、まな板、ヨーグルトメーカー、フライパン、ボウルセット、食器などが。

数は多くなかったのですが、それでもこんな高い場所に重たい鍋や食器を置いていたのは危険!と改めて感じました。

物が少なかったのは、数年前に他界した母が「なんでも捨てたがる人」だったから。


ただ、母が亡くなって2〜3年、掃除嫌いの父だけではホコリと油汚れがたまる一方…。


この家は、物を捨てるより「きれいにする」ことの方が大変そうだと感じています。

2. 実家の片付けは“一回一箇所”でOK!上段棚を整理&掃除した手順

今回、収納されていた鍋類は、前回整理した階段下の食品庫へ移動。


食器類は、すでに居間のタンスの下段にまとまっていたので、そこへ追加しました。

「種類ごとにまとめておく」ことで、いざ処分する時も迷わなくて済みます。

掃除は次のような3ステップで行いました

1.食器用洗剤を少量入れた水で拭き掃除

2.きれいな水で水拭き

3.お酒を少し入れた水で仕上げ拭き(場を清めたい気持ちで)

この「お酒での水拭き」は私のこだわりで、場がパッと明るくなるような気がして気持ちもスッキリするので続けています。

3. 実家のキッチン片付けで出てきた“不用品”と“迷いアイテム”の扱い方

今回は「捨てる物」はなかったものの、気になったのは、家族が集まるときに使う大量の食器大きな鍋など、“使っていないけど捨てられない”アイテム。

父はまだ使える物を捨てることに抵抗があるようなので、処分は見送りました。


でも将来的に必要になることを考え、調べておいた処分方法をご紹介します。

4. 古い食器・鍋の処分方法

捨てずに活かす方法についても調べてみました。

1.売却する(専門の買取店で査定)

使用済み・箱なしでもOK 

ティファナ

ライクル

ティファナとライクルで使用済み食器を買い取りするときの比較


買い取りの頼み方

ティファナ
  1. 電話・LINE・メールで申し込み
  2. 店頭・出張・宅配から希望の買取方法を選ぶ(ノーブランド食器の買取は出張買取・店頭買取のみ
  3. 事前査定を利用する場合は写真などを送付
  4. 査定後、金額に納得すればそのまま売却
  5. キャンセル時の返送料も無料
ライクル
  1. 電話やLINEで事前相談・申し込み
  2. 店頭に持ち込むか、出張買取を依頼
  3. 1kg単位でその場で査定・現金化
  4. 大量の場合は出張買取が便利

どちらも手数料無料で利用しやすいので、ご自身の状況に合わせて選ぶとよいでしょう。

2.ブランド・アンティーク食器の売却

エコリング

メリット

店頭・出張・宅配など複数の買取方法が選べ、都合に合わせて利用できる

査定料・出張料・宅配キット・送料など、手数料が一切かからず費用を抑えられる

ブランド品から日用品まで幅広く買取対象で、他店で断られた物も引き取ってもらえる場合がある

キャンセル料も無料なので、査定額に納得できなければ断ることも可能

デメリット

ノンブランドや使用済み食器は基本的に買取対象外となる場合が多い

買取価格は全体的に安めで、高価買取はあまり期待できない

査定基準が不明瞭なことがあり、スタッフや店舗によって対応に差が出ることもある

品物によっては買取不可や、買取価格がつかないことがある

電話やメールでの査定は不可で、LINEや持ち込みが必要


注意すること

キャンペーン時期を狙うと、通常より高く買い取ってもらえる場合がある

ノンブランドや使用済み、箱なしの食器は買取不可の可能性が高いので、事前に公式サイトや店舗に確認する

割れや欠け、汚れがある場合は買取不可になることが多い

査定額に納得できなければ、無理に売らずキャンセルすることも検討する

福ちゃん

バイセル

ちゃんバイセルについてはこちらで詳しく紹介しています。

着物などとまとめて査定してもらうと便利ですよ

高価買取が期待できるのは、どんなもの?

有名ブランド食器(例:マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、バカラ、ウェッジウッド、ヘレンド、エルメス、ノリタケ、ナルミなど)

・アンティーク(古伊万里、古九谷など)

・作家ものの和食器 など

生産数が少ないシリーズや限定モデル廃盤品コラボ商品など

単品よりもセット(カップ&ソーサーセット、鍋セットなど)


3.フリマアプリ・ネットオークションを利用する

  • メルカリ
  • ラクマ
  • ヤフオク
  • ジモティー(ガレージセールにして処分する方法もあります)

    詳しい処分方法についてはこちらでご紹介した本に詳しく書かれています。

写真・サイズ・状態を丁寧に記載することで、スムーズに売却しやすくなります

4.寄付する

使わなくなった食器を寄付するだけで、海外支援に役立つと思うと嬉しくなります。

エコトレーディング

  • メリット
    • 海外(タイやフィリピンなど)や国内の児童養護施設、被災地支援など幅広い社会貢献につながる
    • 事前連絡不要で、思い立ったときにすぐ送れる
    • ほとんどの不用品が回収可能で、食器も対象
  • デメリット
    • 送料は自己負担
    • 引き取れないものもあるので、事前確認が必要
      サイトのQ&Aで調べる
    • 品名を送り状に明確に記載しないと受け付けてもらえない(ぬいぐるみ、衣類など)
  • 寄付方法
    1. 段ボールに食器を詰める(割れ物注意)
    2. 送り状に「食器」など具体的に記載
    3. 元払い(送料自己負担)で指定先へ送付
    4. 持ち込みも可能(送料不要)直接持ち込みの方は受付時間内に持ち込む
      事前連絡は不要

      [受付時間]
      水曜日以外ならいつでもOK!(土日祝含め受付)
      10:00~17:00※13:00~14:00除く
  • 気をつけること
    • 割れや欠けがないか確認
    • 清潔にしてから梱包する
    • 送り状の品名は具体的に
    • 対象外品がないか公式サイトで確認
  • こんな人におすすめ
    • 海外・国内支援に役立てたい人
    • 送料自己負担でも気にならない人
    • まとめて断捨離したい人

リボーン

  • メリット
    • ブランドや箱の有無を問わず、使用済み食器も寄付可能
    • 海外の子どもたちや社会貢献活動(ポリオワクチン支援等)に役立つ
    • 公式サイトで活動報告が確認でき、透明性が高い
  • デメリット
    • 送料は自己負担(専用回収キット(購入する)利用時は無料)
    • 持ち込みは不可
    • 一部、受け付けない品目がある(要確認)
  • 寄付方法
    1. 公式サイトで詳細を確認
    2. 段ボールに食器を梱包
    3. 送料自己負担で送付、または専用回収キットを利用
  • 気をつけること
    • 割れ・欠けがないか確認
    • 清潔な状態で送付
    • 送付前に受け付け品目を確認
  • こんな人におすすめ
    • 海外支援やワクチン活動に関心がある人
    • 箱なしやノンブランド食器も寄付したい人

いいことショップ

  • メリット
    • 食器やキッチン用品も寄付対象
    • 送付した段ボール1箱ごとに100円が選んだ支援団体に寄付される
    • 国内外の多様な支援先から選べる
    • 申し込み不要、全国の集荷センターに直接送れる
  • デメリット
    • 送料は自己負担
    • 状態によっては受け付け不可の場合もある
  • 寄付方法
    1. 段ボールに梱包
    2. 集荷センターに直接送付または持ち込み(要事前予約)
  • 気をつけること
    • 割れや欠けがないか、清潔にして送る
    • 詳細は公式サイトで確認(送れないものなど)
    • 持ち込みは予約が必要
  • こんな人におすすめ
    • 寄付先を自分で選びたい人
    • 気軽に社会貢献したい人
共通の注意点
  • 割れ・欠け・汚れがある食器は寄付不可
  • 送料は原則自己負担
  • 品名は「食器」と明記
  • 公式サイトで最新の受付状況や対象品目を必ず確認する

寄付団体別比較表

ズエ
ズエ

再利用されることで、誰かの役に立てるのも嬉しいですね。

5.自治体の回収制度を利用する

私の実家では以下のルールでした

素材分別
陶器・ガラス不燃ごみ(割れ物と明記)
プラスチック製可燃ごみ
金属製不燃または金属ごみ

ズエ
ズエ

※自治体によって分別ルールが異なるので、必ず地域のサイトで確認を!

まとめ:実家の片付けは「小さな場所」でも心がスッキリ!

高い位置にある収納は、見落としがちな「危険ゾーン」です。


今回、キッチンの上段を整理したことで、落下や転倒リスクが減っただけでなく、心まで軽くなりました。

“全部やろうとしない。一回一箇所だけ”

この小さな積み重ねが、実家の安心と快適につながっていくと実感しています。

最後にキッチンの窓ガラスを拭いて今日は終了

頑張ったわりにビフォーアフターが変わらない、トホホの1日(こういう日もあります)でしたが、私の心配ごとが少しづつ減っている気もします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

何か質問やご意見がありましたら、ぜひコメント欄でお知らせください。

それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました